1.はじめに
1-2.構成
理論編
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1-2-4.抽象的思考:地頭
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抽象的思考の最後に、早い思考である地頭が位置します。
よく地頭がいい人が欲しいと聞きますが、地頭とは何かというと速さ、つまり回転だと定義します。
何かが与えられたら、それをつなげる思考能力です。
特にプレーヤーにとっても最も実務で有効かつ重要な部分だと思います。
この地頭は、鍛えられないと思いがちですが、実は鍛える方法があります。
それは主には構造化とイメージ思考です。それを仕事に当てはめて、仕事の実務における思考のスピードが上がるための考え方を、「抽象的思考:地頭」の章では提示します。 -
基盤とした名著:レヴィ=ストロース『野生の思考』
名著の教えの図示※マウスオーバーで拡大
野生の思考とは、眼前の事象を考える際に、その事象と別の事象との間にある関係に注目し、それと類似する関係性を持つ別の事象群を連想しつつ、それらを再構成することである。
そして、それらの事象に異なる意味を与え、新しい「構造」を生み出せる。