1.はじめに
1-2.構成
理論編
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1-2-5.具体的思考
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ここからは具体的な思考の領域です。実行段階です。
抽象的思考に基づき、理解して判断をして方針が決まったら、実際に実行をするための具体的な思考をする必要があります。
その最初の段階は計画です。計画なしにいきなり実行しても精度が悪くたいていうまくいきません。仕事における計画の仕方を具体的に提示します。
つぎに、計画ができたら、計画の精度を上げるためのシミュレーションの段階を説明します。
そのうえで、最後に表現に移ります。実行段階は、計画して仮説を構築し、シミュレーションして仮説の精度をあげ、それを表現・アウトプットする、というつながりです。 -
基盤とした名著:アリストテレス『オルガノン』
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命題とはある存在するものについて分離または結合されていることを論理的に規定するものである。
そして命題を構成する主語と述語の区別、判断の種別、対象や変形について考察されている。
つまり、事物は要素の結合・分離で構成され、要素は種類で区別されるということ。ここから、概念を要素に分解して思考を進める「演繹的論理思考」が創始された。
演繹的な論理思考を体系化した名著中の名著。この演繹的思考の方法論を用いて、フレームワークを分解・構築。