2.抽象的思考:価値観
2-1.人生観
自分に本質的な問いを投げかける
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2-1-7.どのような人生を送りたいか
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喜びにあふれるために、前項等で喜びを導出する要素・条件を洗い出しました。
その要素・条件が充足される生き方や人生とはどういう人生かを考えることが肝要です。
例えば、「小さなチームで高みを目指して全員が同じ熱量で一致団結切磋琢磨し、そこでは自分がリーダーとなって道なき未知を切り開いていくこと」が喜びを感じる要素・条件をすべて充足するのであれば、そのような生き方・人生を送ることが生き方の軸となります。
そのために今の職場、会社はどの程度適合しているのか、どういう仕事、どういう環境、どういう業種、どういう立場、であれば最適なのか、を考えることで、自分がやるべき仕事が見えてきます。 -
基盤とした名著:デヴィッド・リースマン『孤独な群衆』
名著の教えの図示※マウスオーバーで拡大
リースマンの分析では、習慣などの伝統に同調し無難に生きることを旨とする「伝統指向型」、どこかで植え付けられた目標や内面の声に従って人生を突き進もうとする「内部指向型」、外部からの信号に耐えず細心の注意を払い他者の気持ちを斟酌しようとする「他人指向型」の個人や組織や社会がある。
自分はどの型なのか、それぞれ型への理解と思考を通じて、自分がどうなりたいのかを思考する。