3.抽象的思考:世界観
3-3.業務遂行
思考方法
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3-3-15.価値思考
コンテンツの図示※マウスオーバーで拡大
常に自分の価値を客観視すること。
またそれと同じように、会社の価値も常に客観視すること。
この案件で、会社の立ち位置はなにか、顧客や利害関係者にどんな価値を提供されることを期待されているか、どんな価値を提供すべきか、どんな価値を提供してきたか。
その目線が、今の体制あるいはモデルだと提供すべき価値を提供できないから改善すべき、といった本質的な洞察につながる。 -
基盤とした名著:ハインリヒ・リッケルト『認識の対象』
名著の教えの図示※マウスオーバーで拡大
リッケルトにとって、対象の認識とは、ある主語(非合理的内容)と述語(合理的形式)とを結合させることであって、その判断には価値が働くことになる。
すなわち、認識とは、多様な現実の中から知るに値するものだけを選択して把握するものである。
リッケルトはこれを価値判断と呼び、自身の価値哲学(Wertphilosophie)を展開した。