3.抽象的思考:世界観
3-3.業務遂行
敬意
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3-3-7.敬意とは何か
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他者に敬意を払うこと。
敬意とは、人間対人間としての敬意、社会人対社会人としての敬意、年上への敬意、上席への敬意、自分よりできることへの敬意、という複数階層になっており、単層ではない。
仮に仕事ができない先輩がいたとしても、上席への敬意までの4階層の敬意は決して捨ててはいけない。
よく、部下をモノのように扱うパワハラ上司がいるが、これは敬意が重階層になっているという考えを持っていない為。
どんなときでも、人間対人間、大人対大人という敬意だけは失ってはならない。
また、仕事のできるできないのみで人を判断し見下す人も良くいるが、これもその会社に所属する仲間という階層の良しあしでのみ判断しており、敬意を重層的に捉えられていない。
他者に敬意を失った瞬間から、自分も他者から敬意を持たれなくなると肝に銘じることが肝要。 -
基盤とした名著:アリストテレス『オルガノン』
名著の教えの図示※マウスオーバーで拡大
命題とはある存在するものについて分離または結合されていることを論理的に規定するものである。
そして命題を構成する主語と述語の区別、判断の種別、対象や変形について考察されている。
つまり、事物は要素の結合・分離で構成され、要素は種類で区別されるということ。ここから、概念を要素に分解して思考を進める「演繹的論理思考」が創始された。
演繹的な論理思考を体系化した名著中の名著。この演繹的思考の方法論を用いて敬意を分解・構築。