4.抽象的思考:視座・視野
4-1.視座
代表者であれ
-
4-1-15.いつでもやめる覚悟を持つ
コンテンツの図示※マウスオーバーで拡大
会社などの代表者であれば、何か問題が発生したり、うまくいかなかった場合は辞任乃至は退任させられるもの。
それと全く同じ意識でいるべき。
いつでもやめる覚悟があれば、仕事の価値にのみ気を配ることができる。
それがないから、社内の評価が目的になってしまい、自分の意思もなければプロ意識もないオーナシップのないフォローワーに成り下がってしまう。
いつでもやめる覚悟を構築するためには、いつでも辞められる自分を作り上げることが必要であり、そのために四六時中自分を高める意識を持たねばならない。 -
基盤とした名著:北畠顕家『北畠顕家上奏文』
名著の教えの図示※マウスオーバーで拡大
建武政権・南朝の政治における問題点を諫めたもので、文章の悲壮美と父の北畠親房を髣髴とさせる鋭敏な議論を併せ持つことから、南北朝時代を代表する政治思想文とされる。
内容は、特に人事政策(例えば恩賞として官位を与える政策)に対する批判が現存箇所の半分近くを占め、その他では首都一極集中を批判し地方分権制を勧める条項が重要である。