4.抽象的思考:視座・視野
4-1.視座
4-1-7.求心力
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リーダーシップの発揮
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チームの向かう方向性を決め、メンバーのモチベーションを上げ、成果を引き出す力がリーダシップであると前項でのべました。
しかし、その実際の発揮・実行においては、現実主義であることもまた重要です。
理想を掲げ、その理想がメンバー全員の理想となり一致団結したとて、実現方法が現実性に欠ければ意味はありません。
また、大義の為には小さな義を捨てることが必要な時もありますし冷酷になる必要があるときもあります。 -
基盤とした名著:マキャベリ『君主論』
名著の教えの図示※マウスオーバーで拡大
歴史上の様々な君主および君主国を分析し、君主とはどうあるものか、などを論じている。
その考え方は徹底的に現実主義であり、現実を直視し時には冷酷非情に事を進める必要があることを説く。
法や軍を重視し構造と仕組で統制すること、同時に君主は君主自体が「柔軟」「果断」等の性質を持ちかつ優れていることが重要であるとしている。