4.抽象的思考:視座・視野
4-2.視野
構造と位置を把握する
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4-2-12.位置を把握する
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常にタスクを単体でとらえずに全体でとらえる。
全体でとらえるとは、縦軸と横軸のマップの中のどこに位置するかということ。
原則的には、横軸はプロセス(時間)、縦軸は抽象度(大項目→項目)で整理する。
これにより、メール1つでも、全体のどのプロセスの中の、どの大項目の中のどの小項目を進めるためのメールかの位置づけがはっきりするため、メールを受けての対応が、全体観をもって行える。
全体観がなければ、メールに一問一答で回答するにとどまり、本来必要なタイミングで必要な対応(打ち合わせ・電話・メールの追加でいうべきこと)が行われず、抜け漏れが発生する。
先手で仕事をするとはこのことをいう。 -
基盤とした名著:アリストテレス『オルガノン』
名著の教えの図示※マウスオーバーで拡大
命題とはある存在するものについて分離または結合されていることを論理的に規定するものである。
そして命題を構成する主語と述語の区別、判断の種別、対象や変形について考察されている。
演繹的な論理思考を体系化した名著中の名著。