4.抽象的思考:視座・視野
4-2.視野
ポジションを構築する
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4-2-2.他者を使い倒す
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若手は教えを乞える立場。他人の全てを教材に。
また、業務はみんなで力を合わせてやるものであり、一人の力などどれほど優秀でもたかがしれている。
上司や先輩に対して恐れ多いという人もいるかもしれないが、わからないことの相談、自分で処理できないことの対応依頼、などどんどん活用する。
先輩だろうが他人だろうが協力するのは当たり前。
優秀な人ほど、周りをうまく活用する。
上司すらも使い倒す。
契約交渉で煮詰まり、こちらの言い分をがつんと伝える威厳を持たせるためだけに役員に打ち合わせに同席頂く等。
上記の、自分を愛さない=いい仕事をするには、いい案件にするには、のみを考えることをやっていれば、自分をよく思われたいとかという欲がなくなるので、上司でも使う必要があれば使い倒す、という発想になる。 -
基盤とした名著:ラッセル『幸福論』
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ラッセルの「幸福論」のキーワードは「外界への興味」と「バランス感覚」。
人はどんなときにでも、この二つを忘れず実践すれば、悠々と人生を歩んでいけるという。
そして、それらを実践するために必要な思考法や物事の見方などを、具体例を通して細やかに指南している。