7.実務
7-1.メール
理論
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7-1-4.メールのシミュレーション
コンテンツの図示※マウスオーバーで拡大
タスク設計に基づき、利害関係者それぞれの立場で繰り返しシミュレーションを行い、タスク設計の良化を行う。
具体的には、宛先の人の立場、CCの相手企業の他部署や上席の人の立場、自社の他の人や上席の立場、それぞれをこのメールをどうとらえるか、どう反応するか、をシミュレーションする。
何らかの、反応や対応や反論があるのかないのか、あるならどう対応するのか、そこまでこのメールに盛り込むべきか、などを想定する。 -
基盤とした名著:クニッゲ『人間交際術』
名著の教えの図示※マウスオーバーで拡大
著者は、18世紀後半のドイツの男爵にして宮廷詩人です。
君主フリードリヒの信頼を受けて活躍した時期もありましたが、周囲の陰謀によって失脚しました。
著書『人間交際術』の初版は1788年に出版され、大ベストセラーになりました。
ヨーロッパでは100年以上読み継がれてきている名著。
今回の該当部分:「自分に関心を持ってほしいなら、まずあなたが人に関心を持ちなさい。仲間意識を持たず、友情、思いやり、愛情に欠け、自分のことしか考えずに生きている人は、援助してほしいと思うときがきても、誰も手を差し伸べてくれず、自分で何とかするしかありません。」