7.実務
7-4.報告書
理論
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7-4-2.時点報告書(定常報告)
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時点報告はその名の通り予め定められた時点で状況を報告し、現状や問題点の共有と相談、方向性のすり合わせなど、案件を円滑に進めるための状況の共有を目的とするもの。
報告書を上げる要件や時期があらかじめ定められた定常報告書をいう。
<日報>その日何を行ったかを報告するもの。新入社員等信頼を得ていない社員に対して初期に行われることが多い。
どの時間何をやったのか、何を達成したのか、何が課題なのか、何に悩んでいるのか、どんな価値を提供し、何を学んだか、を整理するもの。
これにより、上司や周囲にとっては、はあなたのことをよく理解し適切な指示や使い方ができるので、自分のためになるし、あなたが何をやったのかの見える化ができるので上司が余計な心配や疑念を抱かず、また成長度合いもそこで見てとれるので、成長の見える化にもなる。
あなた自身にとっては、自分の課題や悩み、学んだことを言語化して整理するので、自分の成長の糧となる。
<週報・月報>の把握と共有のため、チーム単位で行われることが多い。
定められた期間において、何をしてどんな成果を上げたか、今後いつ何をどのようにやるのか、の結果と予定を報告するとともに、直面する課題の共有にもなり、適切なタイミングで適切な対応がとれているかの確認ができる。
また、上司側としても、きちんと仕事しているかの確認、対応や方針の共有、必要に応じて指示出しができる。 -
基盤とした名著:サルトル『実存主義とは何か』
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「実存主義」という新たな思想を立ち上げた。
「人間の本質はあらかじめ決められておらず、実存(現実に存在すること)が先行した存在である。
だからこそ、人間は自ら世界を意味づけ行為を選び取り、自分自身で意味を生み出さなければならない」と高らかに宣言した講演「実存主義とは何か」は、その後世界中で著作として出版され、戦後を代表する思想として広まっていた。
つまり、最も重要なことは「意味・価値」を見出す思考・行為であり、それを本サイトでは「本質的な思考力」と呼ぶ。