8.基本動作
8-1.業務の基本動作
基本動作とはなにか
-
8-1-1.基本動作
コンテンツの図示※マウスオーバーで拡大
業種・業界を問わないビジネス上の基本的な動作。
業務が円滑に進むための配慮によるアクションを指す。
基本動作は、業務の質に関する部分とコミュニケーションに関する部分(いわゆる礼儀・マナー)の二種類に分かれる。
その本質は、日常・業務・コミュニケーション含め、あらゆる場面で自分が取る言動やアクションは、すべてタスク設計・シミュレーション・仮説構築の3ステップを行ってから行動すること。
言い換えると、一挙手一投足に自分なりの意義と意味を持たせることが重要。 -
基盤とした名著:オーギュスト・コント『実証精神論』
名著の教えの図示※マウスオーバーで拡大
三段階の法則を提唱したことで知られている。三段階の法則とはあらゆる概念や知識が三つの段階を経ることを論じたものである。
コントによれば人間の精神はこれまで神学的段階、形而上学的段階を経て実証的段階となり、これら段階はそれぞれ特徴的な思考様式を持っている。
まず神学的段階ではあらゆる知識は宗教的、神学的な観点から直接的な意欲によって説明される。
形而上学的段階では抽象化と人格化が行われ、客体として説明されている。
そして実証的段階では事物の観察に基づいて現象は一般的法則によって説明されるのである。
これを個人に落とし込めば、神学的段階は個人の価値観や思想の段階、形而上学的段階は個人にとっての意味や意義の段階、実証的段階は具体的な形式の段階となる。