8.基本動作
8-1.業務の基本動作
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8-1-10.情報の使い方(社外)
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情報の使い方をよく考えることが重要。
有利な情報はその使い方と出すタイミング、不利な情報はそもそも対外的に出さないか、出すとしてもその表現方法や位置づけなど、入念に図る必要がある。
これらは、打ち合わせなり、メールなり、電話なりのタスク設計の中で検討することであるが、重要な事柄であるため個別項目としても出しておくもの。
例えば、上司と予定していた打ち合わせが、別案件でトラブルが発生して上司が急きょ出れなくなった場合に、馬鹿正直に上司がトラブルで出れないというとトラブルが発生するような会社で大丈夫かと信頼を損ねることとなる。
他社に伝える場合には、伝えるか伝えないか、いつ伝えるか、どのように伝えるか、といった情報戦略を常に持つようにせよ。 -
基盤とした名著:宮本武蔵『五輪書』
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五輪書の「火の巻」では、戦う場の特性を常に自分に有利にもっていく「場の勝ち」、戦いの主導権を握るための「三つの先」、さらに敵が打ち出す前に抑える「枕のおさえ」を説く。
つまり、敵をよく知った上で、敵の構えを動かし、敵をゆさぶるための心理戦も駆使して、敵が崩れる一瞬を逃さずに勝つというもの。
確実に勝利に結び付けていく「勝利の方程式」を徹底的に追求しぬいたのである。