8.基本動作
8-1.業務の基本動作
業務設計
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8-1-6.役割と権限の理解
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組織で働く以上、ポジション=役割に応じて権限が与えられている。
定められた役割があり、役割に基づく業務と権限の範囲がある。
各職員は、それぞれの役割や業務に付与されている権限までの判断しかできず、それを超えて判断して進める場合、当該権限を持っている人の了解を得る必要がある。
会社には原則権限規定が設けられ、どのポジションの人がどこまで(いくらまで)の許可権限を持っているか定められている。
権限者に許可を取得することを決裁を得るといい、●●委員会などを回って会社全体としての正式な決定を稟議という。
権限規定で明記されない定量的でないことがら=オペレーション上の進め方などについての上司の許可を了解という。
したがって、業務を行うにあたり、誰がどこまで権限を持っているかをしっかりと頭にいれること(タスク設計上必須)。
また、定量化されないオペレーション上の事項については、上司の特性・信頼関係(社内での自分のポジション)・自分で判断できるか否か等に基づいて、自分に権限があるかないかを判断する。
リスク・義務・損失等すこしでも現在または将来に不利益が発生する可能性がある事柄については、上司の了解を取得する方がベター。
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基盤とした名著:ドラッカー『マネジメント』
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目標の設定と浸透、評価、組織の活用、コミュニケーション等。
組織の最適化といった法人のマネジメントにおける枠組みを提示した名著。