8.基本動作
8-2.コミュニケーションの基本動作
相手別
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8-2-12.その他社内
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他部署の人や事務職(サポートスタッフ)や他職種の人は、自分の仕事を手伝ってくれる大切な人、という位置づけで丁寧に大切に扱う。
仕事をお願いするときは、アウトプットイメージを明確にし、委託する範囲・ステップ・スケジュール・留意事項を明確かつ丁寧に説明し、時間に余裕をもってお願いする。
非優秀層では、これらの人を下請けとして雑に扱う人が傾向的に多い。
これは、まわりが自分より上で、せめてサポートスタッフに対しては上でありたいという承認欲求の現れであり、また営業事務がどういう位置づけで、何をどこまで説明すれば適切なアウトプットがでてくるかなど考えていないから。
ひどいときは自分がわからないことを振ったりする人もいる。
一人の人への悪評は全員の悪評となると心得るべき。
それは、そのまま周りの人にも伝え聞こえ、自分の評価を下げる要因ともなる。 -
基盤とした名著:クニッゲ『人間交際術』
名著の教えの図示※マウスオーバーで拡大
著者は、18世紀後半のドイツの男爵にして宮廷詩人です。
君主フリードリヒの信頼を受けて活躍した時期もありましたが、周囲の陰謀によって失脚しました。
著書『人間交際術』の初版は1788年に出版され、大ベストセラーになりました。
ヨーロッパでは100年以上読み継がれてきている名著。
今回の該当部分:「自分に関心を持ってほしいなら、まずあなたが人に関心を持ちなさい。仲間意識を持たず、友情、思いやり、愛情に欠け、自分のことしか考えずに生きている人は、援助してほしいと思うときがきても、誰も手を差し伸べてくれず、自分で何とかするしかありません。」