8.基本動作
8-2.コミュニケーションの基本動作
相手別
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8-2-8.先輩
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盗むべき対象。
年齢差や信頼関係によるが基本は仲間。困ったら助けを求める対象。
盗む機会をなるべく多く得られるよう、また助けてもらえるよう、敬意と礼節を持ってコミュニケーションを取り、信頼関係を構築しておくことが大事。
その意味で手っ取り早いのが一緒に飲みに行くことや会話すること。
一方で、ロールモデルとなる先輩もいれば、後輩を利用して自分だけがいい思いをしようという先輩もいる(自分の手柄を奪う、雑に扱う、いじめるなど)。
どの先輩がどちらよりのタイプかよく見分けて、付き合う先輩を取捨選択せよ。 -
基盤とした名著:バルタザール・グラシアン『賢人の知恵』
名著の教えの図示※マウスオーバーで拡大
ニーチェなど様々な偉人にも影響を与えた処世術の名著。
該当部分:
「何かしら得るところや、学べるところがある人とつきあう。
相手から学び、お互いの知識や意見を交換する場にしていこう。
持ちつ持たれつつの関係であれば、与えることで感謝され、また自分も新しい情報を得て視野を広げることが出来る。
もののわかった人は高潔ひととつきあい、見栄だけで行動するような人をさける。
有能な偉大な人は、偉大さを発揮する人、学術学問に足跡を残すような人とつきあいたいとおもうもの。
大事なのは知識より知人なのだ。」